「愛の無い映画」

ベッドシーンや恋愛描写が少ない映画を探し求めるブログ

コンスタンティン

コンスタンティン」  

 

安全度★★★★★5

恋愛描写:なし  キス:なし  ベッドシーン:なし  

ジェンダー:ほぼ気にならない程度

 

原題「Constantie」  2005年公開 監督フランシス・ローレンス

 

あらすじ

ホラー(オカルト?)アクション映画。

幽霊というよりは、エイリアンってかんじの生き物(死に物?)がうじゃうじゃでてくる系。

エクソシストのジョン(キアヌ・リーブス)は、地獄から人間界に侵食しようとする悪魔を退治する暮らしを送っている。ある日、妹の自殺の真相を究明しようとする刑事・アンジェラ(レイチェル・ワイズ)に協力を求められたことをきっかけに、人間界支配を目論む存在と対決することになる。

 

感想

 感じの悪い主人公・ジョンと、そんなジョンと反目するヒロイン・アンジェラが、共に行動するうちに打ち解けていって...という王道パターン。でも、なんと!キスもなければベッドシーンもない!キスするかな?セックスしちゃうかな?というくらい、主人公とヒロインの距離が近くなるシーンはあっても、しない!この距離の近さは、ただ主人公の距離感が普通より近いからだったのかな~というくらい、距離の近さが恋愛につながらない作品でした。恋人同士にもなりません。

 結末を見るまでは、それっぽいシーンではらはらしましたが、全く何もないと分かっていれば、非常に安全な作品でした。

 登場人物ですが、ヒロインと天使ガブリエラのみ女性でした。ヒロインは、主人公に助けられるとはいえ、一方的に依存するとか、守られるとかいうわけでもなく、「強い主人公と弱く優しいヒロイン」という典型的なジェンダーロールはありませんでした。ガブリエラは、キャストが女性(テルダ・スウィントン)ではありますが、服装は非常にマニッシュで、おそらく性別のない存在として描かれていたのだと思われます。

 

以下詳細

 

 

  性的なシーンといえば、サタンのおじさん(ピーター・ストーメア)が主人公をぺろんと舐めたり、耳かじったりシャツ破いて胸のあたりをさすさすしたりというところがあります。わたしはこのおじさん×主人公を目当てに観たのですが、結構なBLっぽさでした。執着攻めが好きな人にはおすすめです。

全体のストーリーとしては、面白かったけど、すごく面白かったー!とまでは言えないかも。しかし、アクションもあり、キアヌの美しい顔を堪能でき、サタンおじさんのぺろぺろが見られるので、その点はおすすめです。