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「愛の無い映画」

ベッドシーンや恋愛描写が少ない映画を探し求めるブログ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

安心度★★★★★ アメコミヒーロー アクション SF

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

 

安心度★★★★★

恋愛描写:なし  キスシーン:なし  ベッドシーン:なし

ジェンダー:全く気にならない  配役・キャラクターの男女比:◎

 

原題「Guardians of the Galaxy」 2014年公開  監督:ジェームス・ガン

 

あらすじ

マーベル・コミック「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の実写映画。

ピーター・クイル(クリス・プラット)は、小さい頃に地球から攫われてトレジャーハンターとなった。ある日クイルは、仕事の一環で小さな球体・オーブを盗む。オーブの正体は強大な力を持った石であり、クイルはその力にによって宇宙の滅亡を目論むロナン(リー・ペイス)に追われることとなる。クイルは、ロナンの部下・ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、口の悪い賞金ハンターであるアライグマ・ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)、その相棒グルート(声:ヴィン・ディーゼル)、切れやすい囚人ドラックス(デイヴ・バウティスタ)の4人と手を組み、ロナンの計画を阻止しようとする。

 

感想

 SF、アクション、銃撃、戦闘飛行船での派手な空中戦が好きな人に超おすすめ。音楽もキャラクターもいいです!

 おすすめとしか言いようがないんです、わたしこの作品大好きなんですけど、いいところがいっぱいあるので、もうほんとに観て下さい!としか言えない!

 最初から最後まで、キスも恋愛描写もなく、何の心配もせずアクションを心から楽しむことが出来ます。登場人物たちは、それぞれ色んな過去を背負っていますが、よくある、悲しい過去の告白→共感→なんか唐突にセクシーな雰囲気になる→キス&セックスみたいな展開にはなりません。ないどころか、そういう展開に対して厳しいというか、フラグがたってもバキバキに折ってくるので、ああいった展開の苦手な人には清々しさすらあるかも。悲しい過去は、そのキャラクターの背景や性格、感情を描く上で必要なものではあるけれど、それを利用してセックスに持ち込んだりはしません。悲しい過去は誰もが持っている。過去は過去。音楽や会話のテンポもよく、全体的に明るく、愉快でポップな作品です。そのギャグも嫌味なく、登場人物たちのひょうきんさが感じられるものとなっています。

 ほんとうにおすすめです!!

 

以下ネタバレあり詳細

 

 

 

 

 うがちゃかうがうが うがちゃかうがうがああーーーああーーーああ hooked in a feeling~♪という曲が印象的なこの作品。観た後しばらく頭から離れなくて、ついつい鼻歌で歌ってしまいます。ほんとうに音楽がすごくいい。主人公の人生は、常に音楽とともにあった、という設定なので、場面場面でかかる曲が、その場面のテーマや雰囲気、主人公のあり方に関しとても重要な役割をしています。うーん、うまく言えないんですが、とにかく作品のなかで流れる曲がすごく楽しくて、切なくて、音を追うだけでもとても面白い作品だと思います。ダンスもあります!愉快!

 作品のメインキャラクターは、それぞれ出身が違う人達なのですが、地球出身である主人公が使っているジェスチャースラングが他のメンバーに通じないことがあります。例えば「喉を切るしぐさ=殺す」、「尻の穴が小さい=つまらない人間」とか。それを見ていて思ったんですが、「悲しい過去を告白する→キス」という展開も、地球人の間だけのお約束であって、他の星ではそんなことしない(という設定)かも?ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメンバーはそれぞれ家族や出身、体について色々な事情を抱えていて、本編の中でそれぞれが過去を語るシーンがありますが、それによって「キス」をはじめとする「慰め」「共感」「同情」を求める(のが自然なことだと思っている)キャラクターって、クイルだけっぽいんですよね。過去の告白は相手と「繋がる」ための唯一で最強の手段ではない、とでも言うか。相手を理解するための一つの要素ではあるんですが.....少なくともナンパの手段ではない!ということははっきりしていると思います。腰振り野郎の策略には乗らねえぞ!

 女性が非常にサバサバしているというか、いまは恋愛なんてしてる暇ないだろう!というところをちゃんと押さえたキャラクターになっています。どんなにいい雰囲気になっても、それよりオーブどうしたんだよ!という、そういう冷静さみたいなものがある。恋愛ができるならなんでもいい、いつでもいい、誰でもいい、というようなことはない。そのあたり、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはすごくいいなあとおもいます。女性が余計なことをしない。やるべきことをすごくまじめに考えていて、計画的。女性が、主人公の足を引っ張ったり、トラブルを引き起こすきっかけとなるキャラクターではないんです。この作品でも、そういうことをしちゃうキャラはいるんですけど、ムキムキのおじさんです。それから、その行動も、男だから・女だから・◯◯人だからというような属性にもとづく理由からではなく、個人的な背景によるものです。ストーリー上必要な失敗(主人公が活躍するストーリーのために必要な失敗、ではなく)。

 なので、すごくいいんですよこの物語。無駄がない。がっかりさせられるようなポイントがない。みおわった後、なんだったのあれ?ともやもやするところもない。音楽はいいし、グルートは可愛いし、戦闘シーンも充実!さいこう!

 欲を言えば、ネビュラとガモーラ姉妹の絡みをもっと見せて欲しい....というのと、ヨンドゥとクイルの過去編を見せて欲しい...というのと、ロケットとグルートの仲良しシーンを見せて欲しい....ということ。ストーリーもいいんですけど、キャラ萌えもあるんですよ。ネビュラに関してはほんとに....Blu-ray版の特典にカットシーンが入ってるんですけど、そこで描かれてた姉妹の会話はとてもよかったです。百合が好きな人は是非特典見て下さい。

 

 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、2があるようなので、ひたすらそれを楽しみにしていようと思います!願わくばネビュラの再登場を願う!!!あと2でもキスシーンがありませんように!